slappin' beatsの補助的なblogです。
音ゲー評論系中心ですが他の内容も取り扱う予定です。
旧blog→http://d.hatena.ne.jp/har-k/

テトリスDSのスコアアタックTAS


なんだSAT積みか(挨拶)
以前スタンダードのTASが上がってたのを見て*1、これは恐らくハイスコアTASも出るなと思ったら、案の定。
「複数の権利上の問題はさておき」、実際に理想解は見たかった物の一つなので、製作者には敬意を表します。


さて、T-Spin Triple(TST)が最適解であるのはST積み(ST-Stacking)を考案した時に結論付けました。

スタンダードマラソンの最大効率について - slappin’beats/613_blog(はるくのゲームログ。)
http://d.hatena.ne.jp/har-k/20060621/p1

しかし、この記事にて

T-SPIN Tripleを『20G時に』『ミノの偏り無く』『連続で』出しつづける方法は今のところ分かっていません。

と書いた通り、「人間には無理な条件」だと思っていたため、ST積みが現実的な高得点法だと結論付けました。何故か。
簡単に言えば「殆ど余裕がない」からです。
7回に1回必ず落ちてくるTミノを満遍なく利用した場合、マスの数(notミノ数)は、
(7*4=)28マス < 30マス(=10マス*3Line)と不足は2マスしかありません。
よって「たった一つのTミノも簡単に無駄には出来ない」ことになります。
だいたいTミノ14個に1個程度のロスしか許されないことになります。
加えて20G条件下でTSTの為の「屋根」を含めた定型を20G条件下で作成する方法が確立されておらず、
「机上の空論」であることから無理だと結論付けたのでした。


3年ほど経った現在では、主にテトリスDSでの対戦での活用面からT-Spin Tripleを用いた方法論がある程度確立化しており、
TAS製作者が「SAT積み」と呼んでいる積み方も含め、世界最大手のテトリスコミュニティサイトとして有名な(だった)
Tetris Conceptのwikiに体系がまとめられていた訳ですが、つい先日突然の閉鎖
常連らによる代替サイトが建てられた一方で、管理人が別所に機能を移転させたりとややこしいことになってるのでリンクは貼らないことにします。
ただ200ライン継続して積める様には考えておらず、あくまで「TASならではのテクニック」だと言うことをお忘れなく。


機会があれば上記のTAS動画の「解説の解説」動画を、「ST積み」「真のハイスコア法(カンスト)」も交えて紹介してみたいものですね。
色々端折ったのでまだ意味不明かとは思いますが、簡単にこの辺で。